「頂き女子りりちゃん」の初公判が開かれ、男性から現金をだまし取るための「頂き女子の参考書」などと題するマニュアルを販売するなどした詐欺ほう助の罪について、起訴内容を認めました。
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CBC
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名古屋地裁の法廷に現れた「頂き女子りりちゃん」こと住居不定・無職の渡邊真衣被告25歳は、メガネをかけて、上は紺色のスウェット、下は黒色のズボン姿でした。
起訴状によりますと、渡邊被告は、2023年4月から8月にかけ、茨城県の50歳の男性から現金約3850万円をだまし取った詐欺の罪と、名古屋市の21歳の女に恋愛感情を利用して男性から現金をだまし取るための「頂き女子の参考書」などと題するマニュアルを販売するなどした、詐欺幇助の罪に問われています。
今回は、詐欺ほう助の罪についてのみ、審理されることになりました。
2日の午後3時10分から始まった名古屋地裁の初公判で、詐欺ほう助について間違いがないか問われると、渡邊被告は「いや、無いです」と起訴内容を認めました。
「頂き女子りりちゃん」をめぐっては、りりちゃんのマニュアルを買って詐欺を行った罪に問われた21歳の女が逮捕・起訴されたほか、10月23日にはりりちゃんが貢いでいたホストの26歳の男も詐欺で得た金と知って受け取ったとして、逮捕されています。