高校野球で様々なドラマを生んだ“鳥屋野球場” 老朽化進み建て替えへ 移転も含めて検討【新潟市】

老朽化が進んでいる新潟市の鳥屋野運動公園野球場について市が建て替えを検討していることが分かりました。

新潟市中央区にある鳥屋野運動公園野球場は1巡目新潟国体に合わせて1963年8月にオープン。今年で築60年を迎え、老朽化が進んでいるほか、2011年の耐震診断で「危険性が高い」と診断されていました。

一方で、高校野球などアマチュア野球の大会会場として活用されてきた鳥屋野球場。その利用率なども踏まえ、市の財産経営推進計画では鳥屋野球場について「存続」と判定していました。

市は鳥屋野球場を含めたスポーツ施設のあり方について有識者が検討する未来構想会議を設置していて、会議では今年度中に将来像を提言する予定です。

市はこの会議での提言を踏まえて鳥屋野球場の建て替えのほか移転も含めて今後について検討する方針です。