谷原章介、増え続ける国の「基金残高」で提言…「減税のための原資にして欲しい」

フジテレビ系「めざまし8」(月~金曜・午前8時)は2日、経済対策の補助金などに使われる国の基金の残高が16兆6000億円余りに上っていることを特集した。
これは、約2・4兆円だったコロナ禍前となる2019年の7倍。番組では、10月31日の参院予算委員会で岸田文雄首相は、増え続ける基金の残高について「基金の中身の審査、行政改革推進会議等を中心にこれからも徹底してまいりたいと思います。その上で国庫返納しっかり進めてまいります」などと述べたことを伝えた。
スタジオでは、休眠状態、あるいは、ばく大な予算が使われていない基金などを紹介。その中でAIなど先端技術の研究開発の支援が目的の「経済安全保障重要技術育成基金」は22年度までに使われたのが5億6600万円でこの半分以上が人件費などの管理費用に使われたことを伝えた。
この現状にMCで俳優の谷原章介は「国の未来のための基金なわけじゃないですか。きちんと生かして次の産業作って欲しいですよね」と指摘していた。さらに基金を「減税のための原資にしたり、いろんな増税の予算?そっちに回して欲しい」と提言していた。