フェムテック 出かけて体感 3月4日 浦添パルコシティでイベント

テクノロジーで女性特有の健康課題の解決を目指す「フェムテック」の体感イベント「フェムテック in Okinawa」が3月4日、サンエー浦添西海岸パルコシティで開かれる。
月経や妊活出産、更年期をサポートするフェムテック商品を展示するほか、県内産婦人科医らによるトークショー、奈良女子大学と甲南大学が共同開発した「月経痛VR体験システム」の体験会(事前予約が必要)もある。イベントは午前10時~午後6時、入場無料。問い合わせは沖縄タイムス社営業局、電話098(860)3572(平日午前10時~午後5時)。
女性特有の不調 サプリでケア 大塚製薬、大豆由来の商品紹介
「フェムテック in Okinawa」では、女性特有の症状に基づき開発されたプロダクトも展示し、「我慢するもの」から「セルフケアできるもの」への選択肢を提示する。
大塚製薬ニュートラシューティカルズ事業部(東京都)は、月経前の心身の不調を穏やかにするサプリ「トコエル」と、40代を迎え女性特有の心身の変化を感じる「ゆらぎ期」と上手に付き合うサプリ「エクエル」を紹介する。
共通するのは、大豆由来成分「エクオール」。女性の健康や美容、体調変化などをサポートすると注目され、日本人女性の2人に1人しか体内で作られないとされる。大塚製薬は大豆イソフラボンを乳酸菌で発酵させて「エクオール」を作り出すことに成功した。
約20年かけて開発した上野友美主任研究員は「病気ではないが女性が悩まされる身体の不調を、食品分野で解決したかった」と振り返る。飲用者からは「大豆成分で安心」「月経前の体調変化をセルフケアできることを知らなかった」との声が寄せられ、医療関係者からも好評だという。
上野研究員は「両サプリを通し、40代以降の心身の変化に向き合ってほしい」と話した。
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トコエル