硬いものは食べるのに悪戦苦闘…岐阜県関ケ原町「桐山せんべい本舗」手焼きの“みそ入りせんべい”など販売

岐阜県の西に位置する関ケ原町は、徳川家康と石田三成が戦った天下分け目の決戦地として知られています。ここには、まるで戦いかのように集中しなければ食べられない名物のせんべいがあります。 関ケ原町の「桐山せんべい本舗」は、「関ケ原せんべい」を一枚一枚手焼きで焼いているお店です。
焼き立ては手で持てないほどの熱さです。
食べてみるとみそが香ばしく、最後にしっかりと甘みも残ります。
『みそ入りせんべい』は1枚120円で、作り置きをしたくないという店のこだわりで、ちょうど焼いているときに店を訪れれば、熱々のせんべいを食べることができます。
そして、もう一つの名物が「四つ折り」です。
焼き立てのせんべいを柔らかいうちに四つ折りにしたこのせんべいの発祥は、岐阜県大垣市の「田中屋せんべい総本家」です。そこで修業した「桐山せんべい本舗」の主人が、習得したといいます。
2022年8月に「田中屋せんべい総本家」で一度食べた際には、あまりの固さに1口かじるのに3分もかかりました。
関ケ原の地で1年越しの硬さとの格闘となりました。2023年8月3日放送