全てを知ると違和感がスッキリ…岐阜県関ケ原町に“店内が洋風な蕎麦店” ピアノまで置かれている理由とは

岐阜県西部の関ケ原町は、伊吹山地と鈴鹿山脈に囲まれた緑豊かな町です。関ケ原町には、地元で採れた挽きたての蕎麦をピアノと一緒に、五感で楽しむことができるお店があります。
関ケ原町野上にある「そば処幸山(こうざん)」。店内はまるでレストランのような内装になっています。
店主の中辻康貴さんも料理人というより、シェフと呼びたくなるような雰囲気です。
そば処幸山店主・中辻康貴さん:「そば屋感を脱却したい、そういう思いで。新たなそばの可能性を出していけたらなと思っております」店のおススメの天ざるは、飾り物のような美しさです。
天ざる並盛(一段)、1980円。水引のような、見たことのない天ぷらもあります。
中辻さん:「そばを結んで揚げたものです」冷たい蕎麦は花のような甘くて華やかな香りがします。
人気の天ぷらは、酢飯の代わりに蕎麦を使った「そば寿司」がオススメです。
蕎麦とは異なるザクザクした食感で、少し粘り気の強いモチっと感もあり、おいしさだけでなく蕎麦の様々な表情を楽しむことができます。
店内には、ピアノも置かれています。
中辻さん:「家族がそれぞれ音楽をやっておりますので、音楽を使ったイベントごとを、ずっとやりたいと思っておりまして」中辻さんの妹がオペラを披露し、ピアノの演奏は妹の長女というファミリーコンサートです。
そば処幸山は、蕎麦と音楽、五感で楽しむことができる蕎麦店です。2023年8月3日放送