ブルース・ウィリスが認知症 家族が公表「診断が出てホッとしている」

2023年2月16日、ハリウッド俳優のブルース・ウィリスとデミ・ムーアの三女で、俳優のタルーラ・ベル・ウィリスが、Instagramを更新。
同年67歳になるブルースが、認知症であることを公表しました。
2022の春に『失語症』だと診断され、俳優を引退していた、ブルース。
投稿された声明文では、病状が進行し『前頭側頭型認知症』であるという具体的な診断が下りたことが明かされています。
私たち家族はまず、ブルースの最初の診断を共有して以来受け取った、たくさんの愛やサポート、そして素晴らしいストーリーに、心からの感謝を表したいと思っていました。
その気持ちを持って、愛する夫、父、そして友人についての最新情報をお伝えしたいと思います。
2022年春にブルースの失語症の診断を発表して以来、ブルースの状態は進行し、現在では前頭側頭型認知症 (FTD として知られています) というより具体的な診断を受けています。
残念ながら、コミュニケーションの問題はブルースが直面している病気の1つの症状にすぎません。これはつらいことですが、最終的に明確な診断が得られて安堵しています。
buuski ーより引用(和訳)
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ビーチでリラックスした表情を見せるブルースの写真とともに、投稿された声明文には、娘のタルーラのほか、元妻で俳優のデミの名前も連名でつづられていました。
前頭側頭型認知症とは、脳の前方にある前頭葉や側頭葉前方の部分に委縮が見られる認知症の一種です。
人格の変化や抑制の困難、繰り返し行動、言語機能の障害などさまざまな症状が表れるといわれています。
ブルースのニュースを知り、ネット上では世界中からコメントが寄せられていました。
・ブルースとあなたたち家族に、愛と祈りを送ります。
・引退もビックリしたけれど、もう前の姿が見られないと思うとさびしい。
・今までたくさんありがとう。これからもずっと、あなたはスーパースターです。
・大切な人が変わっていく姿を見るのはつらい。家族の気持ちを想うと切なくて涙が出た。
映画『ダイ・ハード』シリーズをはじめ、これまでさまざまな作品に出演し、人々に夢や希望を与えてきた、ブルース。
今後は家族や医療関係者のサポートを受けながら、余生を過ごしていくのでしょう。
ブルースと家族の未来が、穏やかで愛にあふれたものであることを多くの人が願っています。
[文・構成/grape編集部]