コロナ禍で「顔が変わったと感じる」は56% – 最も気になるパーツは?

伊勢半は2月15日、「マスク着用緩和による化粧品の意向」に関する調査結果を発表した。調査は2022年12月5日~7日、20代~60代の女性605名を対象にインターネットで行われた。

調査によると、コロナ禍前に使用していた化粧品をリピートしている人は69%。メイクの仕上がりについて「日によって合わない/しっくりこない」と感じることがあるかと聞いたところ、65%が「よくある/たまにある」と回答。2人に1人は日によってメイクの感じ方が変わるよう。

また、「テレワーク」「マスク」「行動制限」など、新型コロナウイルス感染症がライフスタイルにもたらした変化について、「コロナ禍以前のライフスタイルと比べ、気分の浮き沈みなど“気持ちの変化”を感じることは増えましたか?」と尋ねたところ、47%が「ある」と回答。特に、「将来に不安を感じる」(40%)という人が多く、次いで「人付き合いが減り、気が楽になった」「些細なことでイライラするようになった」「寂しいと感じることが増えた」と続いた。

次に、コロナ禍以前と比べて、「顔の変化を感じたことはありますか?」と尋ねたところ、56%が「ある」と回答。特に、「口元」(142名)が気になる人が多く、次いで「肌のハリ」(101名)、「目元」(87名)と続いた。

最後に、化粧品の買い替え頻度を教えてもらったところ、62%が「使用している化粧品を使い切った時」(62%)と回答。「新しいものに買い替えず、愛用している化粧品のモデルをリピートし続けている」という人は22%。また、化粧品に消費期限(品質保持期限)が設けられていることを「知っている」と回答した人は55%と約半数にとどまった。

同社によると、期限が表示されていない場合、化粧品の使用期限は未開封で3年とされているが、開封後は化粧品が空気に触れることで酸化したり、清潔に使用・保管ができていないと雑菌が繁殖してしまうことも。また、未開封の化粧品でも、高温や直射日光が当たるなどの適切でない条件で保管すると品質が低下して変な臭いが発生する可能性があるだけでなく、中身の色が変色してメイクの仕上がりにも影響し「しっくりこない」という違和感を覚える一因にもなるという。