23歳父親が6歳息子の殺害供述 「復縁に応じない元妻に腹が立って…」

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家族を捨て、よその男に走った元妻。それでも未練を断ち切れず悩んでいた男が、凶行に及び逮捕されるまでの経緯を、『Thaiger』などタイのメディアが伝えている。

10月27日、タイで暮らすナッタポンという男(23)がホアヒン警察署に行き、「6歳の息子が行方不明になってしまいました」と署員に伝えた。
ナッタポンによると、その日は食料品を買うためピックアップトラックに息子を乗せて外出。店の近くに停車したあと電話をかけるため車を離れたが、戻ると息子の姿がなかったのだという。
友人に救いを求め必死に捜したが、息子を見つけることができなかったため、警察に助けを求めることにしたのだと説明した。

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しかし28日深夜、ナッタポンが通報し「森で息子の遺体を発見しました」と話したことから、警官隊が出動。医療関係者らが遺体の額に残る爪痕を確認し、息子が窒息死したことなどを突きとめた。
その間もナッタポンの様子を見ていた警察官らは、「怪しい」と直感。数時間にわたって質問を繰り返したところ、ナッタポンは「僕が殺しました」「1ヶ月前に離婚したんです」「それなのに元妻にはもう新しい男がいて、僕と息子を無視するようになりました」などと家庭の事情を話し始めた。

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ナッタポンは元妻に「帰ってきてほしい」「息子の世話をしてくれ」と求めたが、元妻はそれを無視。育児をひとりでこなすうち元妻への怒りが募り、かわいがっていた息子を殺してしまったのだと明かした。
またナッタポンは「ピックアップトラックを停めたあと、息子を膝に乗せたんです」「それから息子の口と鼻を布で塞いで殺害し、行方不明になったと嘘をつきました」などと話している。
ナッタポンのSNSを確認した現地警察は、「元妻との復縁を願い、息子に関する投稿を連発していた」と発表した。

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この事件にショックを受けた男のおばがメディアの取材に応じ、「アクシデントだった可能性を考えたのですが…」とコメントした。
またおばによると、ナッタポンは息子には愛情を注ぎ、大事に育てていたとのこと。「元妻への怒りが爆発して、血迷ったのではないでしょうか」とも語っている。