11月8日、新潟市では、県内企業などが開発する最新の技術を集めたイベントが開かれました。最先端の技術を目の当たりにし、それぞれの企業はビジネスのアイデアを膨らませていました。
【山中麻央アナウンサー】
「うわあ、かなり近未来、ドローンが何台も飛んでいますよ!」
これは最先端技術ARを用いた新潟の未来の世界。タブレットなどを使用しカメラ越しにみる現実世界に仮想世界を重ね、未来を疑似体験します。
こうした最新の技術を開発する県内企業が一堂に会するイベントが、新潟市中央区で開かれました。
その最新技術の1つがこちら。
【山中麻央アナウンサー】
「これはなんですか?」
【ガゾウ 金田篤幸 社長】
「これはウェアラブルデバイスになるが、かけている人の視線がわかるというデバイスになる。彼の視線がそちらのモニターに、いま、赤い〇で示されている感じ」
山中アナウンサーがかけてみると・・・
【山中麻央アナウンサー】
「ディスプレイを見ています。恥ずかしいですね、見ているものが丸わかりになってしまうのは」
【ガゾウ 金田篤幸 社長】
「見ているものが丸わかりになるが、うちではマーケティングだったり工場での作業の方、熟練の方の視線をとって暗黙視されていたものを形式化して、次世代に教えようと」
近い未来にマーケティングビジネスなどで活用が見込まれます。
最先端の技術を前に、ビジネスチャンスに繋げたい企業のほか、開発に関わりたいと夢を広げる学生などの姿がありました。
【出展者】
「新潟の経済の活性化に繋がるようなサービスの話を聞いたり、こっちからも出来て、刺激になった」
【学生】
「なかなか普段触れるものではないので、新鮮だったが、挑戦したいと思った」
【新潟市産業振興財団 間瀬博文 プロジェクトマネージャー】
「住んでも良い、ビジネスでも良い、観光とかは今、来県いただく方増えてはいるが、稼げる町としても新潟で築いていった方が良い」
このイベントは9日も開催されます。