愛知県競馬組合の元総務広報課長(54)を逮捕 わいろ341万円受け取った疑い 名古屋競馬場移転に伴うイベント発注で情報漏らした見返りに

名古屋競馬場の移転に伴うイベント業者選定で便宜を図った見返りに、イベント会社の社員から現金およそ340万円のわいろを受け取った疑いで、愛知県競馬組合の総務広報課長だった男が逮捕されました。
逮捕されたのは、名古屋市西区に住む愛知県競馬組合の元・総務広報課長・石黒弘喜容疑者(54)と、岐阜県各務原市に住むイベント会社の従業員・石田竜規容疑者(33)です。
警察によりますと、石黒容疑者は名古屋競馬場が、名古屋市港区から愛知県弥富市に移転したことに伴うイベントの運営業務を、石田容疑者の関係会社が受注できるよう、入札の条件や他社の情報を漏らした見返りに、2022年4月から5月にかけて、自身が実質的に経営していた会社に現金341万円を振り込ませた受託収賄の疑いがもたれています。
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石田竜規容疑者(33)
警察は2人の認否を明らかにしていません。
石黒容疑者は、名古屋競馬場を運営する愛知県競馬組合で広報やイベントの運営を担当していました。
CBC