夏日から週末は一気に「師走」並みの寒さに 防寒対策をしっかり…の画像はこちら >>
今週は季節外れの暑さでしたが、週末から来週の初めにかけて季節が一気に進みそうです。北海道から関東にかけては、12月並みの寒さになる所も多くなるでしょう。気温の変化が大きくなりますので、防寒対策をしっかりしてお過ごしください。
夏から一気に冬へ
今週は7日(火)に東京都心で最高気温が27.5℃を観測し、100年ぶりに11月の最高気温を更新するなど、全国的に季節外れの暑さが続きました。ただ、週末土曜日以降は、季節が一気に進む見込みです。その原因は、上空の寒気です。11日(土)には、上空約1500メートル付近には平地で雪を降らせる目安とされるマイナス6℃の寒気が東北北部まで流れ込み、13日(月)までこの寒気は居座る見込みです。この先の地上天気図を見ると、13日(月)にかけて西高東低の冬型の気圧配置が続き、寒気が流れ込みやすいことがわかります。
師走のころの寒さ
この先の予想最高気温を見てみると、11日(土)は札幌で4℃の予想です。前日10日(金)が16℃の予想ですので、一気に12℃も下がることになります。16℃が10月中旬並み、4℃が12月上旬並みの気温ですので、季節1か月半くらい進むことになります。万全の寒さ対策をしてお過ごしください。仙台や新潟も11日(土)~13日(月)にかけて、11℃から10℃くらいと、こちらも11月下旬から12月上旬並みの寒さとなるでしょう。東京都心も12日(日)に12℃の予想です。こちらも12月上旬並みの寒さです。名古屋や大阪、福岡も15℃前後まで下がり、空気が冷たく感じられるでしょう。週末にお出かけされる方の中には、紅葉狩りに行かれる方もいるかもしれません。標高の高い所では、さらに気温が下がる予想です。今年は季節の進みが遅く、まだ寒さに慣れていません。しっかり寒さ対策をして体調を崩さないようにご注意ください。