これから本格的なシーズンを迎える「鍋」に欠かせない、白菜やネギなど野菜の値段が下がっています。
名古屋市中川区のスーパー「ウシヒロ八熊店」によると、先週くらいから愛知産の白菜やホウレンソウなどの入荷量が増え、価格が急に下がってきたということです。
「白菜」の2分の1カットは、10月下旬は税込み171円だったのが10日は95円に。「春菊」は1袋214円でしたが、半額の108円に。「白ネギ」は1束279円が171円に値下がりしていました。
ほかにも、「大根」が322円から214円に、「ニンジン」も214円が171円となっていました。
これらの野菜5種類を鍋用に購入すると計759円となり、10月に比べて4割引きになる計算です。
女性客:
「今日はお鍋にしようかなと思います。急に涼しくなったからいいかなと思って」
別の女性客:
「いま離乳食で野菜とか使うので、安いと助かるなというのはあります。今の価格でもだいぶ手は出しやすくなったので、ありがたいなと」
ウシヒロ八熊店の青果担当:
「ネギや白菜、一段と寒くなってきているので、その辺が下がってきているのは、お客さんにとってすごくいいことかなと思います。(地物野菜が増えて)その日にとれたものを市場に持ってこられたり、ものすごく鮮度が上がっている」
農林水産省によりますと、気温の低下や産地の切り替わりなどに伴い、11月後半には多くの野菜が平年並みの価格に落ち着く見込みです。