“最年少六冠”獲得に王手…藤井五冠が棋王戦第2局で渡辺棋王に勝利「スコアは意識せずにまた全力を」

愛知県瀬戸市出身の藤井聡太五冠が渡辺明棋王に挑む将棋の「棋王戦」。五番勝負の第2局が18日、石川県金沢市で行われ、藤井五冠が勝利しました。

11連覇を目指す渡辺棋王を相手に、棋王戦初挑戦での初奪取と最年少六冠獲得を狙う、藤井五冠。

緩急自在の差し回しで着実に渡辺棋王の陣形を攻め込んだ藤井五冠が132手で勝利し、タイトル獲得に王手をかけました。

藤井聡太五冠:
「(勝利が)かなりきわどいところかなと思ったんですけど、(渡辺棋王に)うまく手厚い形にされてしまったので、その辺りもっとなんとか工夫しなければいけなかったかなと。スコアは意識せずにまた全力を尽くして指せればと思います」

棋王戦第3局は、3月5日に新潟市で行われます。