小中学生に聞いた、学校の先生の印象「忙しい」が最多 – 苦手な先生の特徴は?

ニフティは11月9日、「学校の先生」に関するアンケート調査の結果を発表した。調査は9月12日~10月9日、小中学生を中心とする「ニフティキッズ」訪問者1,403名を対象にインターネットで行われた。

「これまでに学校の先生になりたいと思ったことはある?」と質問したところ、38%が「ある」と回答。学校の先生に対するイメージを聞くと、「忙しい」(44%)が最も多く、次いで「働く時間が長い」(35%)、「責任が重い」(32%)、「苦労が多い」(30%)、「子どものためになる」(30%)が上位となった。

続いて、「好きな先生や尊敬する先生はいる?」と聞いたところ、72%が「いる」と回答。どんなところが好きなのかを自由回答で聞くと、「優しいところ」「面白いところ」と答えた人が多かったほか、しっかりと話を聞いてくれる先生も人気。また、「ちゃんと怒ってくれるところ」との意見も多く、ただ怒るわけではなく自分のことを思って叱ってくれている先生が慕われているよう。

一方、「苦手な先生がいる」という小中学生は83%。苦手な点を聞くと、生徒に対する態度が冷たかったり口調が厳しかったりする先生や、すぐに怒る先生は敬遠される傾向に。また、特定の生徒だけを贔屓する先生や男女で差をつける先生も不人気だった。

次に、担任の先生になって欲しい有名人を教えてもらったところ、1位「目黒蓮(Snow Man)」、2位「阿部亮平(Snow Man)」、3位「ころん(すとぷり)」という結果に。目黒蓮は「カッコいいから」が多く、阿部亮平は「上智大卒」「気象予報士の資格保有」など、学力が高いところに意見が集中したよう。

同様に、担任の先生になってほしい漫画・アニメのキャラクターを聞くと、1位「ドラえもん(ドラえもん)」、2位「星野アイ(推しの子)」、3位「五条悟(呪術廻戦)」、4位「竈門炭治郎(鬼滅の刃)」、5位「ロイド・フォージャー(SPY×FAMILY)」という結果に。ドラえもんが1位になった理由には「物知りだから」「なんでもできるから」などの意見が目立った。

続いて、「体育の先生になって欲しいスポーツ選手は?」と質問したところ、1位「大谷翔平」、2位「吉田沙保里」、3位「羽生結弦」がトップ3に。また、4位には「池江璃花子」がランクイン。優しそうな雰囲気に加えて、「どんなことがあっても頑張る人だから」と病気を乗り越えて活躍する姿に感銘を受けた人も多いよう。

同様に、「音楽の先生になってほしい有名人」について聞くと、1位「ikura(YOASOBI)」、2位「るぅと(すとぷり)」となり、「歌が上手い」が決め手になっているほか、るぅとに関しては「作詞作曲ができる」点も評価に繋がったよう。3位には、「ベートーヴェン」と「ハラミちゃん」がランクインした。