土地改良事業などで尽力…佐野藤三郎の功績を次世代へ!生誕100年を記念したシンポジウム開催【新潟】

土地改良事業などで大きな功績をあげた佐野藤三郎の生誕100年を記念するシンポジウムが9日、新潟市で開かれました。

9日、新潟市中央区で開かれた記念シンポジウムには約200人が出席しました。佐野藤三郎は戦後・湿地帯だった新潟市江南区の亀田郷を乾田化するなどして農業の発展に尽力。また、中国でも農業開発の技術指導を行うなど、国内外で活躍しました。

記念シンポジウムでは佐野藤三郎の生誕100周年を記念して、かつて交流のあった2人が佐野藤三郎との出会いや人柄についてのエピソードを紹介しました。

【元運輸省港湾局長・栢原英郎さん】
「みんなの議論を静かに聞いておられる。そして特徴は結論が出たところで実践的にアドバイスをしてくださるというところでした」

佐野藤三郎の功績を次世代に伝えていくためのパネルディスカッションも開かれ、参加者たちは理解を深めていました。