炊飯器の内釜で米を研いでもOK? アイリスオーヤマの回答に「いいこと聞いた!」

ご飯を炊く時、無洗米でなければ洗米をする必要がありますよね。
筆者の場合、炊飯器の内釜に米を入れてガシャガシャと洗っているのですが、この方法だと「内釜が傷付く」「コーティングがはがれる」という話を聞いたことがあります。
これは本当なのでしょうか。炊飯器の内釜で米を研いでもOKかどうか、調べてみました。
炊飯器を製造・販売するアイリスオーヤマ株式会社(以下、アイリスオーヤマ)に、「内釜で洗米してもいいのか」と聞いたところ、以下のような回答がありました。
弊社では、内釜で洗米しても傷が付かないかなどの試験を行っているため、基本的には問題ございません。
ただし、極端に爪が長い状態が研いだり、鋭利なもので研いだりすると釜が傷付き、コーティングがはがれる恐れがありますのでご注意ください。
※写真はイメージ
内釜で米を研いでも大丈夫とのことですが、それでも傷が付いてしまうことがあります。
例えば、内釜が熱い状態で水を入れることは、破損やコーティングのはがれの原因になる行為の1つ。
アイリスオーヤマによると、ほかにも内釜を傷付けないためには、以下のような点に注意すべきとのことです。
【内釜を傷付けないためのポイント】
・空焚きをしない。
・できるだけ長時間保温しない。菌の増加にもつながるため、保温の基本推奨時間は24時間以内。
・米以外のものを入れて長時間放置しない。
・お酢やアルカリを使用しない。
・金だわしなど、スポンジ以外のもので洗わない。
・食器など硬いものを入れない。
・食洗器に入れない。
・落下させない。
これらは、内釜を長く使うための大切なポイントでもあります。
特に秋冬は気温が低く、長時間保温してしまいがちな時期なので、保温時間には注意しましょう。
※写真はイメージ
メーカーでは釜に傷が付かないかなどの試験を行っているため、基本的には研いでもOKということで、安心しましたね。
ただし、爪が伸びていたり、誤った使い方をしたりすると、傷が付いてしまう可能性があるので注意しましょう。
アイリスオーヤマでは、さまざまな種類の炊飯器を販売しているので、買い替えを検討している人はチェックしてみてください。
アイリスオーヤマ株式会社
[文/デジタル・コンテンツ・パブリッシング・構成/grape編集部]