10月の「全日本フィギュアスケートノービス選手権」で銅メダルを獲得した船橋市の中学1年、大竹沙歩さん(12)が同市役所を訪れ、自己最高点を獲得して昨年の6位から順位を上げた好成績を報告した。「将来はオリンピックに出て、引退後もショーで活躍できるスケーターになりたい」と目標を語った。
大竹さんは、小学6年と中学1年が対象の女子「ノービスA」部門に出場。四季がテーマの曲に合わせ、動きに抑揚をつけて冬から春への移ろいを表現した。
ジャンプにミスが出たものの、91・94点を記録。「優勝を目指していたので悔しい」と振り返りながら、笑顔で充実感を漂わせた。
17~19日に、主に13~18歳の選手が出場する「全日本フィギュアスケートジュニア選手権」に推薦出場する。「上手な選手の中でも自分のベストを出したい」と意気込んだ。
面会した松戸徹市長は「日本を代表するトップスケーターになって、皆を感動させて」と期待した。