田崎史郎氏、「ウェークアップ」で税金滞納問題の神田憲次財務副大臣に断…「滞納を認めた段階ですぐクビ切るべき」

日本テレビ系「ウェークアップ」(土曜・午前8時)は11日、自民党の神田憲次財務副大臣が9日の参院財政金融委員会で、週刊文春が報じた税金の滞納とそれに伴う資産の差し押さえについて事実関係を認めたことを報じた。
神田氏は滞納した理由を「議員の職務が忙しくなる中で、郵便物を見ることなく時間が徒過してしまった」と説明。一方で「お騒がせしていることを大変申し訳なく思う。深く反省している」と陳謝した。
文春の報道では、神田氏は税金を滞納し、ビルの土地と建物を4回差し押さえられた。税理士資格を持っているのにもかかわらず、日本税理士会連合会の会則が定める研修を受講していないことや、秘書に暴言を吐いた問題も指摘されている。
税理士の資格を持つ神田氏は9日の参院財政金融委員会で、野党から責任を追及されたが「大きな役割を担わせてもらっている。職責を全うしたい」と述べ、改めて副大臣を辞任しない考えを示した。
スタジオで政治ジャーナリストの田崎史郎氏は、弁護士の野村修也キャスターから神田氏の辞任時期を聞かれ「僕の見立てでは、恐らく来週前半、月曜か火曜には辞任されると思います」と解説した。さらに「本来ならば滞納を認めた段階ですぐクビ切るべきだったと思います、許されることではありませんから」と指摘していた。