「知人の借金返済のため」長岡市の女性職員が休職中などに“風俗店”勤務…800万円の収入得て停職6カ月

長岡市役所は13日、女性職員が2021年から2年にわたり、休日などに風俗店に勤務し、800万円の収入を得ていたとして、停職6カ月の懲戒処分を受けました。

営利企業従事等制限違反で停職6カ月の懲戒処分を受けたのは、市長事務部局の女性職員です。

女性職員は2021年6月から2023年11月初旬の間の計150日にわたり、休日や療養休暇および病気休職中に県内・県外の複数の風俗店で勤務し、約800万円の収入を得ていました。

市によりますと、女性職員自ら報告したことで事案が発覚。女性職員は市の調査に対し、「生活費の支払いや知人の借金返済のためにやった」と話しているということです。

女性職員は13日付で退職届を提出していて、市はこれを受理しました。

柳鳥和久総務部長は「市政への信頼を大きく裏切ったことを深くお詫び申し上げます。本来法令等を遵守すべき立場にある公務員としてあるまじき行為であり、許されるものではありません。今回の事案を重く受け止め、職員が一丸となって信頼回復に向けて綱紀の粛正および再発防止を徹底してまいります」とコメントしています。