第2ターミナルに続き、第1ターミナルも増築です。
羽田空港の国内線ターミナルを運営する日本空港ビルデングは2023年11月8日(水)、第1ターミナルに増築する北側サテライト(別棟)の施工会社を大成建設に決定したと明らかにしました。
羽田空港「第1ターミナル」も増築へ なが~い別棟と連絡通路を…の画像はこちら >>羽田空港第1ターミナルは、主にJALとスカイマークが使用する(乗りものニュース編集部撮影)。
羽田空港の第1ターミナルは、主にJAL(日本航空)やスカイマークなどが使用。1993年に供用を開始し、2019年に到着ロビーや地下1階がリニューアルされています。ただ、第3ターミナル(旧国際線ターミナル)や第2ターミナルが相次いで増築される中、第1ターミナルは変化に乏しい状況でした。 第1ターミナルの北側サテライト建設工事では、3階建て延べ1万6576平方メートルのサテライト棟と、第1ターミナルを結ぶ連絡通路(延べ3098平方メートル)を新設。第1ターミナルの既存施設の改修も実施されます。
事業は国のエプロン(駐機場)整備に合わせたもので、大型新機材にも対応した施設計画となります。今後は2025年に竣工する予定。ターミナル機能の強化により、航空需要の増加に対応するとしています。 羽田空港では第2ターミナルでも、本館と北側サテライトを接続する増築工事が行われており、2025年春頃の供用開始を目指しています。また、将来的に第1・第2ターミナルを接続する形でターミナルビルを拡張し、新たな国際線エリアを整備する構想もあります。