暴力団員であることを隠し…祭りの露店で「10円パン」を販売 暴力団幹部の男を逮捕【新潟】

今年8月に開催された祭りで、暴力団員が経営等に関係していることを隠して露店を出店した疑いで暴力団幹部の男が逮捕されました。

詐欺(露店出店権詐欺)の疑いで逮捕されたのは、新潟市中央区に住む六代目山口組系暴力団幹部の男(31)です。

男は自身の親族の女と共謀し、下越で開催される祭りの実行団体が、暴力団員が経営等に関係する露店の出店を拒否しているにもかかわらず、露店を不正に出店しようと、8月25日に暴力団員が経営等に関係していることを隠して、露店出店申請書1通と反社会勢力でないことの表明・確約に関する同意書1通を祭りの実行団体に提出。露店の出店を許可させて、8月25日から26日まで露店を出店し、財産上不法の利益を得た疑いが持たれています。

警察によりますと、男が出店していた露店では、10円硬貨を模した菓子の「10円パン」を販売していたということです。

警察は共犯事件として男の認否を明らかにしていません。