洋服の青山から環境配慮のリサイクルウールで仕立てたレディーススーツが登場

「洋服の青山」を展開する青山商事は、廃棄衣料や裁断クズを再利用したリサイクルウール「RE:NEWOOL リニュール」を使って仕立てたレディーススーツを、洋服の青山主要500店舗および、公式オンラインストアで発売。

環境配慮のためのエコ素材が注目を集める中、洋服の青山ではスーツの素材として不要になった衣料や裁断クズを再利用したリサイクルウール「RE:NEWOOL リニュール」に着目し、スーツを企画したという。さらに、裏地にはリサイクルポリエステルを採用することで、表地も裏地もエコ素材を取り入れた、今回のサステナブルスーツが生まれたのだそう。

「RE:NEWOOL リニュール」は、テキスタイル・アパレル製品を扱う瀧定名古屋が企画開発したリサイクルウール。新毛を使用した場合に比べて水の使用や移動・生産エネルギーが削減でき、COの排出量を減らすことができるサステナブルな国産ファッション素材である。
不要になった衣類や工場の裁断クズを尾州産地(愛知県北西部から岐阜県岐阜市にかけての地域)に集め、仕分けから紡績、仕上げまでの生地作りのすべてを尾州で一貫して行っているのだという。

今回の企画は、「洋服の青山」が誇る最上級ブランドである「HILTOM(ヒルトン)」で展開し、寒くなるこれからの季節に合わせて、温かみのあるミルド素材を採用したという。

デザインは、ジャケット2型(1つボタンテーラード/1つボタンVカラー)、テーパードパンツ、タイトスカートの用意がある。ジャケットは、ウエストや腕周りを程よく絞ることでシルエットを綺麗に見せる工夫がされていたり、袖裏にはキュプラ素材を採用することで袖通しが良くなっていたりするという。

また、パンツは利用者の要望を反映し、股上を深く変更したことに加えて、全体のシルエットも少しゆとりがある設計になっている。

その他にもストレッチ性にも優れているため着用時のストレスも軽減できるという。