設立わずか4年…“居宅介護サービス”事業を展開していた会社が破産 負債額は約8000万円【新潟】

新潟県糸魚川市の合同会社ネクサスが11月1日に新潟地裁高田支部より破産開始決定を受けたことが分かりました。

民間の信用調査会社・東京商工リサーチ新潟支店によりますと、ネクサスは2019年4月に居宅介護サービス事業を目的に設立され、糸魚川市能生で「ショートステイあおぞら」を運営していました。

近隣の一般個人を対象に介護サービスを提供していましたが、十分な通所利用者を確保するには至らず、スタッフ等の人件費を吸収するだけの売り上げ確保には至っていなかったと見られています。

採算的にも恵まれない状況が続き、先行きの見通しも不透明となる中、事業継続が困難となったことから今回の措置に至ったということです。

負債額は約8000万円に上っていました。