大阪市港区をコスプレで盛り上げる! 約600人のコスプレーヤーが集結してイベント開催

大阪市港区をコスプレによって盛り上げるイベント「acosta!@弁天町~大阪市港区万博~」が19日、同区の市岡商跡地で行われた。人気アクションゲーム、スーパーマリオブラザーズのピーチ姫にふんした港区の山口照美区長を始め、約600人のコスプレーヤーが参加した。撮影会などの交流イベントのほか、コスプレでのクリーンアップウォーク(ごみ拾い)や、ドッジボール、玉入れなどの運動会などが行われた。
このイベントは、2025年の大阪・関西万博を盛り上げるため、大阪市内の24区が、地域住民参加で行う「24区万博」の一環。コスプレイベントなどを手掛けるイベント会社ハコスタが同区内に本社を置くことから、実現につながった。この日はカメラマンも約100人が参加。「港区はもう一歩、コンテンツが弱いので、コスプレを通じて地域経済の活性化につながれば、と思っています」と山口区長。今後は、万博の開催時期に合わせて、「国際コスプレ万博」の開催を目指す。
また、約120人のボランティアとコスプレーヤーが参加して会場周辺のごみ拾いが行われた。コスプレーヤーは、JTの協力でセンサー付きトング「Rethinkトング」を使用。奈良先端科学技術大学院大が開発したトングは、内視鏡カメラとスマートフォンが取り付けられ、どの場所でどんなごみを拾ったかという情報が収集できるため、今後の清掃活動の参考となるデータが収集できる。この日は、もっともたくさんのごみを拾ったコスプレーヤーらに、賞品が贈られた。