週間天気 次の週末は強い寒気南下で荒天 気温一日で10℃以上…の画像はこちら >>
来週後半は強い冬型となり、日本海側を中心に荒天や大雪のおそれがあります。また、気温の変化が激しく、週末は各地で急に冬の寒さとなりそうです。
来週後半は荒天・大雪のおそれ
21日(火)と22日(水)は全国的に晴れるものの、23日(木・勤労感謝の日)に北日本付近を前線や低気圧が通過します。その後、日本付近は強い冬型の気圧配置になります。上空には強い寒気が流れ込んで、西日本でも上空1500メートル付近で0℃以下の寒気に覆われる見込みです。北日本や北陸を中心に荒れた天気になるほか、北日本や北陸では平地でも雪が降り、積雪となるレベルの寒気が流れ込む予想です。また、日本海の海面水温が高く、今後も平年よりも高い状態が続く見込みです。暖かい海面に強い寒気が流れ込むと、雪雲が発達しやすく平地を含めて大雪となるおそれがあります。今後の気象情報に注意してください。
気温の変化が激しい
関東から九州は、この先も晴れて乾燥する日が多い見込みです。天気は比較的安定していますが、気温の変化がかなり大きくなる予想です。23日にかけては最高気温が20℃を超える所が多く、この時期としては暖かいですが、24日(金)になると気温が一気に下がります。一日で10℃以上気温が変化し、急に12月の寒さになる所もありそうです。一方、北日本をみてみると、札幌や旭川で最高気温が0℃未満となる日が出てきて、これらの地域では今季初めての真冬日となる予想です。週の中頃から週末にかけては、たった1~2日で季節が2か月分くらい進みます。体感の変化が激しいため、体調を崩さないよう特に注意が必要です。