名古屋市北区で20日午前、急病人を乗せた救急車に、飲酒運転の車が突っ込みました。搬送中の男性や救急隊員らあわせて4人がケガをしました。
名古屋市北区平安2丁目で20日午前9時半ごろ、119番通報で出動し、体調不良を訴えていた男性(56)を搬送しようとしていた救急車に乗用車が追突しました。
男性(56)が胸を打ったほか、救急隊員の男性3人が首の痛みを訴え、4人とも別の救急車で搬送されました。ケガは軽いということです。
追突した乗用車を運転していた18歳の男の呼気からは、基準値を超えるアルコールが検出され、男は駆けつけた警察官によって現行犯逮捕されました。
事故に遭った救急車は、通報が多い日中のみ稼働する「ブルーエイト」という車両で、名古屋市が23年度に2台導入したうちの1台でした。