陸上自衛隊守山駐屯地で、隊員1人に上司3人が相次いでパワハラをし、懲戒処分を受けました。
第10師団広報によりますと、第10特殊武器防護隊の男性2等陸曹(40代)は2020年6月、部下の隊員1人に対して服装や物品管理などについて勤務時間外に5時間ほどにわたる不適切な指導をしていました。
また、同じ隊員に対して別の男性2等陸曹(40代)がベランダで「飛ぶなら一言言ってね」などと発言したほか、10日間にわたり退職を促した男性1等陸曹もいたということです。
部下の隊員はその後、精神疾患を発症していて、3人は20日付けで停職や減給の懲戒処分を受けました。