【35歳以上のミドル世代】パラレルキャリア・副業に取り組んでいる割合は?

エン・ジャパンは11月21日、「パラレルキャリア/副業」に関する調査結果を発表した。調査期間は7月11日~9月10日、調査対象はミドル世代のための転職サイト「ミドルの転職」を利用する35歳以上のユーザー、有効回答は1,743人。

まず、本業以外の活動(パラレルキャリア/副業)をしているか調べると、25%が「している」と回答。年代別では40代、在籍企業別では従業員数「1~9名」規模、年収別では「1200万円~1499万円」の人の実施率が高かった。

パラレルキャリアを始めた理由については、「複数の収入源をもち、経済的に安定するため」が56%と最も多く、具体的には「単発の仕事」が44%でトップとなった。

次に、パラレルキャリア/副業により得られたことを聞くと、1位「副収入」(30%)、2位「新たなスキルの習得」(16%)、3位「人脈形成」(14%)との順に。副収入により得た年収については、「10万円未満」が34%で最多となったものの、100万円以上と答えた割合は計2割に上った。

パラレルキャリア/副業に「取り組んでいない」と答えた人に、本業以外の活動に興味があるか問うと、85%が「興味がある」と回答。本業以外の仕事をしていない理由については、「会社が禁止している」と「始め方がわからない」同率の39%で最も多かった。

現在(もしくは直近)の会社の就業規則でパラレルキャリア/副業が許可されている人は52%。パラレルキャリア/副業が許可されている企業が、転職先として魅力的かとの問いには、86%が「魅力的だと思う」答えた。