「高級そうなホテルなら汚しがいがあった」 ハトを切りつけ床や壁を血で汚した疑いで男(25)を逮捕

ことし10月、愛知県豊橋市内のホテルのトイレで、はさみでハトを切りつけた上、床や壁にハトの血を付着させた疑いで、25歳の無職の男が逮捕されました。
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逮捕されたのは、豊橋市一色町の無職、志喜屋篤希(しきや あつき)容疑者(25)です。警察によりますと志喜屋容疑者は10月21日、蒲郡市内の堤防道路でハト1羽を捕獲した上、豊橋市内のホテルのトイレでハトをハサミで切りつけ、床や壁にハトの血を付着させてホテルの業務を妨害した、鳥獣保護管理法違反と威力業務妨害の疑いがもたれています。ホテルの関係者から「ハトがトイレに放置されている」と警察へ通報があり、事件が発覚しました。愛知県内ではほかにも同様の事件が発生していて、警察が犯行に使われた車を捜査したところ、志喜屋容疑者の関与が浮上したということです。警察の調べに対して志喜屋容疑者は容疑を認めた上で、「高級そうなホテルならトイレがきれいなのでハトの血で汚しがいがあった」などと話しているということです。志喜屋容疑者は11月2日、豊橋市内の駐車場にとめていた車から腕時計3本を盗んだ疑いですでに逮捕されていました。