21日、名古屋市中区のマンションで男性の遺体が見つかった事件で、遺体は手を縛られ布をかけられていたことがわかりました。
21日午後、名古屋市中区新栄2丁目のマンションの一室で、この部屋の住人で職業不詳の阿部光一さん(42)が寝室のクローゼットの中で死亡しているのを、安否確認のため訪れた警察官が見つけました。
その後の捜査関係者への取材で、遺体は手を縛られ毛布のような布をかけられていたことがわかりました。
遺体に目立った外傷はなく、部屋に荒らされた形跡はないものの、遺体があった寝室のドアは粘着テープで目張りされていたということです。
警察は死体遺棄事件として捜査本部を設置するとともに、何者かが阿部さんを殺害した後、遺体を隠した可能性があるとみて調べています。