県道をバイクで集団暴走 東金~山武間、信号無視や蛇行運転を繰り返し 容疑で八街の17~18歳8人摘発 「進路が白紙に…」逮捕後は将来への不安を吐露 千葉県警

バイクで集団暴走したとして、千葉県警は22日、道交法違反(共同危険行為の禁止)の疑いでいずれも八街市に住む17~18歳の自称高校生や溶接工の少年ら7人を逮捕し、1人を書類送検したと発表した。
8人の逮捕、書類送検容疑は9月5日午前0時15~20分ごろ、東金市上武射田から山武市本須賀の県道約6キロをバイク5台に分乗し、信号無視や蛇行運転を繰り返した疑い。
県警交通捜査課によると、警戒中の同課員が暴走行為をする少年らを発見し、追跡した。少年らは中学時代の同級生。週末に地元で集まり同市の本須賀海岸まで集団暴走することを繰り返していたという。
「仲間と走る一体感が楽しくて他人の迷惑など考えていなかった」「逮捕によってこの先の進路が白紙になり、不安で仕方がない」などといずれも容疑を認めている。
自称高校生の少年(17)は、同法違反(無免許運転)容疑でも逮捕された。