アマチュア写真家の“古町芸妓撮影会”が初開催!新潟が誇る文化の普及へ「盛り上げたい」

新潟が誇る伝統文化の一つ「古町芸妓」。11月24日、新潟市では、その古町芸妓をアマチュアカメラマンが撮影する撮影会が初めて開催されました。

新潟市中央区で行われた古町芸妓の撮影会。

【桶屋美圭アナウンサー】
「柳都振興に所属する芸妓さんが艶やかな舞を披露しています。その様子を一生懸命、参加者が写真に収めています」

200年の歴史を誇り、みなとまち新潟を代表する文化の一つとなっている古町芸妓。

今回の撮影会は、そんな唯一無二の地域資源をより広く知ってもらい、後世に伝えていきたいと初めて開催されました。参加者の中には…

【参加者】
「会社に有給をもらって参加した。すみません、会社の方々…。お座敷の雰囲気の中で撮影できるのは、滅多にない機会なので」

撮影の舞台となったのは、国の登録文化財にもなっている燕喜館。

参加者たちは、風情あふれる伝統的な建築物と美しい芸妓の共演を収めようと、思い思いの構図でシャッターを切り続けます。

そんな参加者たちに声をかけていたのは、講師の山口規子さんです。

【講師 山口規子さん】
「いいですね。ちょうど障子がレフ板の代わりになっています」

古町芸妓撮影会は、より美しい写真が撮れるようにと、日本写真家教会から2人の講師を招いて実施されました。

【講師 山口規子さん】
「参加される方も、皆さんいい写真を撮ろうと一生懸命なので、教える方も熱が入る」

山口さんの熱の入った指導に思わず…「恥ずかしくなっちゃった」と被写体の芸妓が笑ってしまう場面も。

参加者たちも楽しみながら芸妓の様々な表情を切り取っていました。

【桶屋美圭アナウンサー】
「華やかさが写真から伝わってきますね」

【参加者】
「そう言っていただけるとうれしい。こういうのを撮ることで、この写真をどこかで目にされる方がいて、こういう新潟の文化もあるんだと分かってもらえるのは大変いいこと」

【参加者】
「私たちも見ているだけでなく、一緒に参加して、盛り上げていけたら最高」