今年度初めて「ノロウイルス食中毒注意報」発表 発生は昨年同時期と比べて“2倍以上” 岐阜

岐阜県は、ノロウイルスが原因の感染性胃腸炎の患者数が増加していることから、11月24日、「ノロウィルス食中毒注意報」を発表しました。岐阜県では、ノロウイルスを主な原因とする感染性胃腸炎の、定点医療機関あたりの患者数が、11月6日の週から2週連続で前週に比べて1割以上増加し、県のノロウイルス食中毒注意報の発表基準を超えました。
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そのため岐阜県は、去年より2週間ほど早く、11月24日付けで「ノロウイルス食中毒注意報」を発表しました。また岐阜市も、1割近く患者数が増加していることから、県と足並みをそろえて24日付けで注意報を発表しました。
CBC
岐阜県のことしの食中毒の発生状況は、11月22日までで患者数が441人と、去年の同じ時期に比べて2倍以上になっています。県は、原因の9割近くを占めるノロウイルスによる感染を防ぐため、食品を十分に加熱することや、手洗いの徹底、調理器具の洗浄、消毒などを徹底するよう呼びかけています。