正午の気温 前日より日本海側は10℃以上低く 関東など太平洋側は記録的な暖かさ

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きょう24日(金)は、日本海側から真冬並みの寒気が入り、札幌市や福岡市などでは気温が右肩下がり。正午の気温は、きのう23日(木:勤労感謝の日)より10℃以上低くなっている所が多くなっています。一方、関東では最高気温20℃超え続出で、11月下旬としては記録的な暖かさに。ただ、夕方以降は気温が急降下となるため、風邪をひかないようご注意下さい。
正午の気温 前日より日本海側は10℃以上ダウン 関東は記録的な暖かさ
きょう24日(金)は、日本海側から真冬並みの寒気がジワジワ南下中です。札幌市や福岡市など日本海側では、気温が右肩下がり。多くの所で、最高気温は未明に観測され、朝より日中の方が気温が下がっています。正午の気温(前日差)は、札幌市は5.0℃(-12.2℃)、福岡市は12.4℃(-9.7℃)など、10℃前後低くなっている所が多くなっています。札幌市では、正午の気温が前日より10℃以上低くなるのは、今シーズン初めてのことです。一方、関東など太平洋側では、日差しと南風で気温がグングン上昇中。正午の東京都心の気温は23.6℃と、前日より4℃くらい高く、13時までの最高気温は24.2℃まで上がっています。これは、11月下旬としては統計開始以来、2位の高さ。この時期としては、記録的な暖かさとなっています。埼玉県熊谷市や羽田空港では24.6℃(13時まで)と、夏日一歩手前まで上がっています。また、正午までの最高気温は、名古屋市19.1℃、大阪市19.3℃と、きのう(23日)と同じくらいまで上がり、日中は過ごしやすい陽気となっています。
太平洋側 夕方以降は気温急降下↓

関東など太平洋側では、日中はシャツ1枚で快適に過ごせる所もありますが、夕方以降は北風に変わり気温急降下。夜は朝よりも寒く、東京都心は夜9時以降は10℃以下となりそうです。夜はコートにマフラーが必須の寒さとなりますので、風邪をひかないようご注意下さい。
気温と服装の目安

気温と服装の目安です。人により暑さや寒さの感じ方が異なるため、あくまで目安ですが、服装選びの参考にして下さい。① 10℃以上15℃未満気温が15℃未満になると、セーターなど厚手のものが活躍します。10℃くらいでは空気が冷たく感じられて、トレンチコートなど薄手のコートが必要になります。② 5℃以上10℃未満本格的な寒さで、冬物のコートの出番です。コートの中にも暖かなセーターを着るなど寒さ対策が必要です。③ 5℃未満厳しい寒さで、万全な防寒対策が必要です。ダウンコートにマフラーや手袋なども使って、寒さから体を守りましょう。体感温度は気温だけでなく、風の強さも影響します。一般的に風速が1メートル増すと、体感温度は1℃下がるといわれています。風が強い日は、一枚衣服を多く重ねたり、風を通しにくい上着を着るなど調整しましょう。