〈新潟の天気〉2月21日 20日夜から“冬型の気圧配置”強まる… 雪への備えを!

石黒菖気象予報士がお伝えする〈新潟の天気〉

週末は各地、気温が高くなり、春のような気温になりました。この暖かさを感じたのは、私たちだけではなく…、18日に新潟地方気象台から“梅の開花”が発表されました!

平年や去年と比較すると、21日早い開花に。このまま春が来てほしいところなのですが、20日夜から冬型の気圧配置になり、すでに平地も含め、雪が強まってきています。

【2月21日(火)の天気】
20日夜は冬型の気圧配置になる予想。等圧線の間隔も狭いため、北寄りの風が強まり、平地を含め雪が降り、吹雪くおそれがあります。

特に上越・中越の山沿いでは降り方が強まり、20日夜から21日明け方にかけて警報級の大雪となる可能性があると予想しています。

そして、21日にかけても冬型の気圧配置が続き、県内に雪雲が流れ込み続ける見込みです。

詳しく見ていきます。

北寄りのやや強い風に乗って雪雲が流れ込み、上越・中越の山沿いを中心に雪の降り方が強まる予想。20日の日中は新潟市内など平地でも雪が降り続く予想です。そして、夕方から夜にかけて雪は次第に山沿いが中心になりそうです。

〈予想降雪量〉
20日夜から21日夕方にかけて予想される雪の降る量は最大で、上越や下越の山沿いで70cm、平地で40cm。

降った雪が全て積もるわけではありませんが、一気に降るため、積もりやすくなります。

【21日のポイント】
20日夜から冬型の気圧配置が強まる予想。雪への備えを!