死後「入院のため休みます」と貼り紙…逮捕の女が複数の偽装工作か 貴金属買取店店長の遺体が遺棄された事件

名古屋市のマンションで住人男性の遺体が遺棄された事件で、逮捕された女は、男性のLINEアカウントで生きているように装うなど複数の偽装工作をしていたとみられることがわかりました。

名古屋市の無職・内田明日香容疑者(29)は今年9月末ごろから11月21日までの間に、中区新栄のマンションで、住人の阿部光一さん(42)の遺体をクローゼットに遺棄した疑いで25日朝に送検されました。

捜査関係者への取材で、内田容疑者は阿部さんの死後もLINEのアカウントを使って親族と連絡を取り、生存を装っていたとみられることがわかりました。

阿部さんが店長を務め、内田容疑者がかつて従業員だった名古屋の貴金属買取店には、阿部さんの死後「入院のため休みます」という紙が貼られていたことが関係者への取材でわかりました。

警察は、内田容疑者が阿部さんの死亡を隠すために、複数の偽装工作をした可能性もあるとみて調べています。