名古屋市中区のマンションで、住人の男性が遺体で見つかった事件で、逮捕された女は男性の死後も複数回、部屋に出入りしていたとみられることがわかりました。
名古屋市北区の無職、内田明日香容疑者(29)は、今年9月末ごろから11月21日までの間に、中区新栄のマンションで、住人の阿部光一さん(42)の遺体をクローゼットに遺棄した疑いで逮捕・送検されています。
その後の捜査関係者への取材で、内田容疑者は部屋のカギを使って、阿部さんの死後も複数回、部屋に出入りしていたとみられることがわかりました。
阿部さんは名古屋にある貴金属買い取り店の店長で、関係者によりますと以前、この店で働いていた内田容疑者と、交際していたとみられるということです。
部屋には消臭剤が置かれるなどしていて、警察は内田容疑者が遺体の発見を遅らせようとしたとみて調べています。