交際女性を殺害しビル屋上に遺棄 26歳男に懲役17年の判決「男性関係を疑い動機等は自己中心的かつ短絡的」

交際相手を殺害し、ビルの屋上に遺棄した罪などに問われている男に、懲役17年の判決が言い渡されました。

名古屋市中区のスカウト・望月壮真被告(26)は、2022年7月、交際相手の浜本涙美さん(当時25)の首をショルダーバッグの肩紐などで絞めて殺害し、遺体を中区栄のビルの屋上に隠した罪などに問われていました。

これまでに望月被告は起訴内容を認め、検察側が懲役20年を求刑していました。

26日の判決で名古屋地裁は、「浜本さんの男性関係を疑い、些細な言動にカッとなって殺害した動機などは、自己中心的かつ短絡的」と指摘した一方で、「凶器は事前に用意しておらず計画的な犯行とはいえない」として、懲役17年を言い渡しました。