三重県が発注した水道工事の入札を巡る贈収賄事件で、便宜の見返りとして、200万円の賄賂を約束していたとみられることがわかりました。
北勢水道事務所の副参事だった小野弘春容疑者(60)ら2人は2021年7月ごろ、三重県が発注した水道工事の入札を巡り、土木会社社長の男に資料作成の助言をした見返りに、現金を受け取る約束した疑いで逮捕されています。
警察が家宅捜索をするなどして調べた結果、便宜の見返りとして約束していた金額がおよそ200万円だったとみられることが、捜査関係者への取材で新たにわかりました。
警察は認否を明らかにしていませんが、実際に現金の受け渡しもあったとみて、詳しい経緯を調べています。
※画像はFacebookより