栄養価が高く料理には必要不可欠ともいえる、卵。
卵料理にはさまざまな種類がありますが、簡単なレシピの1つにゆで卵が挙げられます。
レシピ自体は単純なゆで卵ですが、殻を剥く時が意外と大変。
いざ殻を剥こうとしたら白身も一緒に剥がれてしまい、ボロボロの卵を前に残念な気持ちになる人も多いのではないでしょうか。
本記事では、ある調味料を使って卵の殻をきれいに剥く方法を紹介します!
使用するものはこちら。特別な材料は必要ないので嬉しいですね。
【材料】(3個ぶん)
・卵 3個
・水 500
・酢 大さじ1杯
・直径約15cmの鍋(蓋付き)
ある調味料とは、ズバリ酢!酢の入ったお湯でゆでることで、酢に含まれる酸が卵の殻の炭酸カルシウムを溶かして柔らかくするため、剥きやすくなります。
使う酢の種類は、家庭によくある穀物酢でOKです。
ゆでた卵を氷水で冷やすと殻と白身の間に隙間ができやすくなるので、氷水の入ったボウルも用意しました。
では、実際に試してみましょう!まず鍋に水を入れ、酢を加えた後によく混ぜます。
次に、酢の入った水に卵を投入!
卵が沸騰するまで強火で熱しましょう。
沸騰したら蓋をして、中火で9分ほどしっかり火を通していきます。
ゆで時間は、卵の個数やお好みに合わせて調整してくださいね。筆者はいろいろ試して、3個の場合は9分くらいがベストだと感じています。
9分経過した後に、ゆでた卵を氷水を張ったボウルに移して冷ましましょう。
卵が冷めたら、ボウルの中で殻を剥いていきます。
いつもゆで卵を剥く時と同じように軽くヒビを入れてから、殻のかけらと薄皮を取り除いていると…。
3ぶんの1くらい剥いたところで、殻が卵の形を残したままペロリ。見事、きれいに剥くことに成功しました!
正直、ゆでている時はこんなにきれいに剥けるとは思っていませんでした。
殻に白身が持っていかれることもなく、卵の表面はツルツルです。
左がお湯だけでゆでた卵、右が酢を入れてゆでた卵。比べてみると、一目瞭然ですね。
いつもの工程にちょっとひと工夫するだけで、驚くほど気持ちよくゆで卵の殻が剥けるテクニック。いつも苦戦しがちな人は、ぜひ試してみてくださいね。
[文/キジカク・構成/grape編集部]