自衛隊員3人が死傷する発砲事件が起きた岐阜市の射撃場で、報道陣に中指を立てるなどした隊員について、陸上自衛隊が11月24日付けで訓戒処分としました。
陸自・日野基本射撃場では11月6日、隊員3人が死傷する発砲事件の影響で中止していた訓練が再開された際、取材に訪れていた報道陣に向け、20代の男性隊員が中指を立てるなどの行為をしました。
守山駐屯地所属のこの隊員は「冗談半分、軽い気持ちでやった」と一連の行為を認めていて、陸上自衛隊は24日付けで、懲戒処分には当たらない「訓戒」の処分にしたということです。
陸上自衛隊は、この問題を受けて日野基本射撃場での訓練の中止を続けていて、再開の時期については未定としています。