「理解できない」 真冬の路上で見つかった箱 『中身』に非難の声が殺到

2022年12月、寒さが厳しいアメリカのニューヨーク州で犬の散歩をしていた女性が、路上に置いてあるAmazonの段ボール箱を見つけました。
アメリカでは道路に段ボール箱などのゴミが捨ててあるのは珍しくありません。
しかし、その箱が気になった女性は素通りせず、中身を確認することにします。
そして段ボール箱を開けると…中から1匹の猫が顔を出したのです!
驚いた彼女は怯えた様子の猫を抱き上げて、近くの動物病院へ連れて行きました。
※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。
Little Wanderers NYC(@littlewanderersnyc)がシェアした投稿
病院から連絡を受けた動物保護団体『リトル・ワンダーズ・NYC』のスタッフが、そのオス猫を保護しました。
猫はとてもお腹を空かせていて、夢中でごはんを食べていたといいます。
診察の結果、猫特有の病気はなく、健康状態は良好だったとのこと。
猫はエルフと名付けられて、『リトル・ワンダーズ・NYC』のInstagramで紹介されると、エルフを捨てた人への非難の声が上がりました。
・この顔を見て!こんなにかわいい猫をゴミのように捨てる人がいるなんて理解できない。
・かわいそうに。寒かっただろうにな。
・この子に素晴らしい家族が見つかりますように。
そして、この投稿のわずか数時間後に、再びエルフについて報告がありました。
なんと記録的な速さで、エルフに里親が決まったのです!
この嬉しい知らせには喜びのコメントがたくさん寄せられました。
エルフが見つかった時、段ボール箱の中には毛布が敷いてあったそうです。
捨てた人が、せめてエルフが寒さをしのげるように…と毛布を入れたのでしょう。
しかし、エルフが入った箱があったのは、いつ車にひかれてもおかしくないような場所だったといいます。
さらに極寒の中で水も食べ物もない状態で、エルフがどこまで耐えられたかは分かりません。
エルフが元気なうちに優しい人に発見され、無事に里親も見つかり本当によかったですね。
[文・構成/grape編集部]