山県市役所を岐阜県警が家宅捜索 水道関連工事で「官製談合」の疑い 市の課長補佐と工事会社の支店長を逮捕

岐阜県山県市が発注した工事をめぐる官製談合事件で、警察は30日午後5時半ごろ、市役所に家宅捜索に入りました。岐阜県山県市職員の土田哲也容疑者(51)と、水道施設工事会社・三愛物産岐阜支店長の柏木博文容疑者(59)が逮捕されたこの事件。
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警察によりますと、土田容疑者が市の水道課課長補佐だったおととし5月、市内にある高富水源地のポンプ盤更新工事の指名競争入札で、三愛物産が有利になるよう指名業者の選定案を作成し、入札に参加することになった業者名を柏木容疑者に漏らすなどした疑いが持たれています。
入札には7社が参加し、三愛物産が落札しました。
三愛物産はこれまでも山県市が発注する工事を落札していて、警察は余罪についても捜査しています。