新潟県が進めてきた福島第一原発事故の3つの検証の総括内容について、29日に新潟市で県民向けの説明会が開かれました。
新潟市中央区で開かれた説明会は県内12カ所にもオンラインで配信され109人が参加しました。
3つの検証を巡っては県が各委員会の報告書に矛盾や齟齬がなかったと総括していますが、質疑応答の時間には参加者から避難方法などを不安視する意見が複数上がりました。
【説明会に参加した人】
「命が失われるかどうかの時に自宅で待機しろとこのような机上の空論を持って全体を差配すること自体が問題」
【県防災局 原直人局長】
「どういう形でやればもっと県民の方に伝わるかをまた研究して実践していきたい」
県民向けの説明会は12月も開かれます。