「韓国と日本が力を合わせて解決へ」駐日韓国大使が横田めぐみさんの拉致現場を視察【新潟】

駐日韓国大使が、30日に横田めぐみさんが拉致された現場を視察し、「韓国と日本で力をあわせて拉致問題を解決したい」と話しました。

1977年11月15日に横田めぐみさんが拉致された新潟市の現場を視察したのは、駐日韓国大使館のユン・ドクミン特命全権大使です。

駐日韓国大使がめぐみさんの拉致現場を視察するのは3回目で、今回の視察は韓国大使館から申し出があり行われたということです。ユン大使はめぐみさんが友人と別れ、1人になった交差点で立ち止まり、県の職員から当時の状況などについて説明を受けました。

【駐日韓国大使館 尹徳敏特命全権大使】
「こんな静かな住宅街でああいうことが起こるなんて想像もできなかった。韓国にもたくさんの拉致被害者がいて韓国が日本を支援することではなくて、この問題は韓国と日本が力を合わせて一緒に解決に向けて協力すべきだと思っている」

ユン大使は午後、佐渡市で拉致被害者・曽我ひとみさんと面会する予定です。