「龍のように力強く」縁起物“破魔矢”づくりが大詰め 新型コロナ落ち着き“初詣”に変化も!【新潟】

新潟市の神社では来年一年間の家内安全などを願う破魔矢づくりやお守りの準備が大詰めを迎えています。

12月1日、新潟市中央区の新潟縣護國神社で作られていたのは、正月の縁起物「破魔矢」です。

巫女たちが来年の干支「辰」が描かれた絵馬を破魔矢に丁寧に結びつけていました。

【巫女 今井唯さん】
「この龍のように力強く向上した年になるように祈りを込めて作っている」

災いである魔を破り、一年を幸せに暮らせるようにという願いが込められた破魔矢。

護國神社では、初詣にあわせ1万本の破魔矢のほか、お守りや熊手など8万5000体の縁起物を用意する予定です。

さらに来年は、デザインを一新したお守りのほか、新たな形の御朱印も登場。

【長谷川珠子アナウンサー】
「来年からは、ヒノキの板に印を押す御朱印も始まります。さらに、そのヒノキから作られたバラの花も一緒にいただけます」

ヒノキをかんなで削った際の余りを再利用していて、ヒノキの香りも楽しめます。

一方で新型コロナも落ち着きを見せ、初詣にも変化が…

今年は二年参りの参拝客を迎える御神輿や太鼓の演奏が4年ぶりに復活します。

【巫女 今井唯さん】
「新型コロナ禍が長かったので、御神輿を見て少しでも街が戻ってきたなと喜んでもらえたら」

護國神社は三が日ついて、15万人の参拝者を見込んでいて、縁起物の受け取りは12月10日から始まります。