「まさか大賞とは」 流行語大賞が決定! 見事1位に輝いたのは…?

毎年世間から注目を集める、ユーキャンが主催する『新語・流行語大賞』。
2023年は、『Twitter』の変更後の名称である『X』や、アーティスト名や曲名など、同年を彩った流行語が30項目ノミネートされていました。
新語・流行語大賞にノミネートされた30項目が公開に! 世間を賑わせた『あの人の言葉』も
同年12月1日、ついに2023年の年間大賞が発表。見事1位に輝いたのは…『アレ(A.R.E.)』でした!
『アレ』とは、プロ野球チーム『阪神タイガース』の岡田彰布監督が、ファンや選手が優勝をいい意味で意識しないよう表現した言葉。
『アレ=優勝』を目指して戦い、見事優勝を果たした『阪神タイガース』の勇姿に、多くの人が心を動かされたでしょう。
2023年、プロ野球の阪神タイガースが日本シリーズを制し1985年以来38年ぶり2度目の日本一となった。秘訣は「アレ」だ。
今年のタイガースはチームスローガンを「A.R.E.(えーあーるいー)」とし、「アレ=優勝」への強い決意を表明した。そして日本シリーズでの優勝インタビュー、岡田彰布監督は「何とか達成できたので。アレのアレを」と話し敵地京セラドーム大阪も沸きに沸いた。
岡田監督の言葉の力は人を動かす。四球を安打と同等の査定とし「四球を選べ」の言葉どおり四球数は12球団トップを記録、正力松太郎賞選出理由の一つともなった。日本シリーズ第1戦では対オリックス山本由伸投手攻略法「低めを打て」で見事勝利する。
本質をついた飾らない昭和の野球人的な率直な話ぶりに、タイガースファンはすぐさま反応、「そらアレよ」「そらそうよ」「そらセーフよ」などの「そら〇〇」タオルを振って球場を盛り立てた。
関西対決となったのは59年ぶり2度目。「アレ」効果で関西ダービーの熱戦は関東にまで熱く届いた。
「現代用語の基礎知識」選 ユーキャン 新語・流行語大賞 ーより引用
トップテンには、首振りダンスが若い世代に人気の4人組ダンスボーカルユニット『新しい学校のリーダーズ』や、好意を寄せる人に突然冷める『蛙化現象』などがランクイン。
そのほかに選ばれたのは、以下の通りです。
・OSO18/アーバンベア
・生成AI
・地球沸騰化
・ペッパーミル・パフォーマンス
・観る将
・闇バイト
・4年ぶり/声出し応援
・I’m wearing pants!(選考委員特別賞)
流行語大賞の発表に、「まさか大賞とは!岡田監督、おめでとうございます」「そらそうよ!」「予想通り…!」といったコメントが上がっていました。
優勝を果たすだけでなく、流行語大賞でも1位に輝いた、岡田監督率いる『阪神タイガース』。来季の活躍にも、期待が高まりますね!
[文・構成/grape編集部]