JC・JK流行語大賞「ひき肉です」2冠!「いろんな所でポーズしてもらえてうれしい」…きょう発表”本家”も期待

全国の女子中学生・高校生が選ぶ「JC・JK流行語大賞」の記者発表会が30日、都内で行われ、ヒト部門の1位に「ひき肉」、コトバ部門の1位に「ひき肉です」が選ばれた。
「ひき肉」はチャンネル登録者数153万人の中学生YouTuberグループ「ちょんまげ小僧」のメンバー。自己紹介の際に独特な音程で両腕を広げて「ひき肉です」とあいさつするポーズで大ブレイクした。
堂々2冠に輝いたひき肉は、動画でコメントを寄せ「皆さんにいろんな所でポーズしてもらえて本当にうれしいです」と喜びを表した。
TikTokでは「ひき肉です」のあいさつをアレンジした音源とともに、体を上下に動かし、「ひき肉です」ポーズで踊る「ひき肉ダンス」が流行。関連動画は4・9億回も視聴される社会現象に。1日に発表されるユーキャン新語・流行語大賞の候補30語にも選ばれている。
ブームはJC・JKに限らず、スポーツ界にも波及した。バレーボール男子W杯で高橋藍らが得点を決めた際に披露し、X(旧ツイッター)でトレンド入り。杭州アジア大会でも銀メダルを獲得したバスケットボール女子の高田真希がポーズ。サッカーU―22日本代表では、準々決勝の北朝鮮戦で1―1の後半35分に松村優太がPKで勝ち越し点を決めた後にパフォーマンスした。プロ野球オリックスでも、本塁打を放った選手とベンチ内の選手たちがポーズを決めた。
同大賞を運営し、Z世代向けのマーケティング支援を手がける株式会社AMFの椎木里佳代表取締役はひき肉について「2023年7月末から徐々に人気を博してきた。『ひき肉ポーズ』はプリクラのポーズの定番となり、今年を代表するポーズとしても人気を集めています」と講評した。
JC・JK流行語大賞はトレンドの調査が得意な全国の女子中学生・高校生からなる約100人のマーケティング集団“JC・JK調査隊”がインスタグラムをベースに情報を精査。「ヒト」「コトバ」「モノ」「バショ」の4部門に分けて大賞を決定した。