就職活動やフォーマルな場で、スカートを着る時には「着用することが好ましい」といわれる、ストッキング。
2023年2月14日、Twitter上では『ストッキング離れ』がトレンド入りしました。
多くの人々からストッキングに対する不満が噴出し、「これから消費者が離れていくだろう」といった声が多く上がったのです。
ストッキングを着用したことがない人にとっては、ピンとこない話題かもしれません。
一体なぜ、ストッキングに対し、不満が続出しているのでしょうか。
せるこ(@seruko)さんは、ストッキングにまつわる、自身の経験を漫画に描きTwitterに投稿。その漫画に多くの共感の声が寄せられています。
ストッキング離れですか?私がストッキングに翻弄されてたときの記録ですどうぞ!!やむなし! pic.twitter.com/5YRxaac3em
仕事中にストッキングを着用していた、せるこさん。
トイレで用を足した後、ストッキングを引き上げる際に伝線してしまいます。
ほかにも、クリアファイルやベンチなど、ちょっとしたところに引っかかっては、伝線…!
近くの店舗で『伝線しにくいストッキング』を購入しても、はこうとしただけで破けてしまいました。
ストッキングの多くは、1着、千~2千円で販売されています。
購入してすぐに破損して「まあいいか」と思える金額ではありませんよね。
ストッキングに対して、ネットからはこのような声が上がっています。
・ストッキングは、マジですぐに破ける。そしてそこまで安くないのよ。フォーマルな服装として想定されているの、どうなの?
・「こんなことで破けるなよ!」というほどに弱い…。もう少し頑丈になって。本音としては、タイツくらい使いたいよ。
・暗黙のルールとしてストッキングをはかなければならないことが、マジで納得いかない。誰が決めたの、このルール。
・営業職だった時、ストッキングの繊細さにブチ切れていました。1万円くらいするストッキングはまだマシなんだけど、高すぎるわ!
ジェンダー平等の観点から、これからは就業時の服装に関しても変化していくでしょう。
「女性はフォーマルな場でスカートをはくとき、パンプスとストッキングを着用しなければならない」という考えは淘汰されていくかもしれません。
一方、ストッキングには「足をきれいに見せる」「パンプスをかわいくはける」「日焼け対策を手軽に行える」など、ファッションアイテムとして有能な一面もあります。
この先、ストッキングが日常使いのアイテムとして愛され続けるには、『より頑丈なものであること』が求められそうです。
[文・構成/grape編集部]